配偶行動

おもしろいことに、これは洋の東西を問いません。日本でも、「源氏物語』の主人公・光源氏は舞いが上手でした。それがいまは、スポーツにとって代わられているのです。男女を問わずスポーツマン、スポーツウーマンが異性に人気があるのはそのためで、「配偶行動」をうながす魅力として、健康であることは欠かせない要素なのです。ディスコでお立ち台に立って、ほとんど裸に近いような格好で踊る女性が一時期大きな話題になりましたが、東洋では、前にも述べたように、肌を露出することは、「私はあなたのものになってもいいわよ」と言っているのと同じです。これは言ってみれば、男性の「養育行動」を解発しようとしているのです。しかし、より本質的には、自分は健康であることをアピールしているのです。お立ち台に立って踊るのは、高い位置に自分を置くことによって、男性に対して自分の美しさと健康(運動能力)面での優位さをより強くアピールして「配偶行動」をうながすと同時に、ほかの女性たちに対しては、「私はあなたたちよりも健康なのよ」ということを誇示しているのです。このように、「配偶行動」の根本は昔も今も変わっていないのですが、現代社会においては、そうしたことをアピールする手段が多岐にわたっています。たとえば、若い男性がカッコいいスポーツカーを持つのに腐心(ふしん) するのも、実は、無意識のうちに自分の健康面での優位さをアピールする手段として考えているからです。恋愛と結婚は違うところが多いですので、←ここで出会った素敵なパートナーをよく見極めましょう。

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